openSUSEで追加の解析用PCを仕立てる

株解析用の計算資源が圧倒的に足りないので、使わなくなったノートPCを追加の解析用PCとして仕立てることにしました。今後、計算機の換装やさらなる追加で似たような作業をやることは幾度もあると思いますし、せっかくこのサイトを立ち上げたので、解析環境整備の記録として残していきたいと思います。これまでは、学生時代からの習慣で手書きでノートに記録していました。

使用するノートPCはHP ProBook 6560b。メモリは8GBで足りなくならないか若干心配ですが、CPUはCore i7-2620M4で4スレッドまで並列処理できるのは嬉しい。

OSはこれまではUbuntuを使っていましたが、openSUSEが良さそうな記事を見かけるので、今回使ってみることに。openSUSE-Leap-15.5をUSBメモリに入れて起動。ネットワークインストール。

とりえあずインストールしたばかりのところから設定を始める。このノートPCの前にいつも座って作業するのはいやなので、SSHで接続できるように設定。

まず、自宅ネットワーク内でしか使わないので、ファイアウォールを無効化。

# サービス停止
localhost:~ # sudo systemctl stop firewalld

# 自動起動設定を無効に
localhost:~ # sudo systemctl disable firewalld

sshdを有効に。

# サービス開始
localhost:~ # sudo systemctl start sshd

# 自動起動設定を有効に
localhost:~ # sudo systemctl enable sshd

これでネットワーク上の別のPCからSSHでログインできる。
あとノートPCのディスプレイを閉じてもスリープしないように設定。
/etc/systemd/logind.confを以下のように編集

#HandleLidSwitch=suspend

to

HandleLidSwitch=ignore

解析用メインPCのソースコードや株データが共有しやすいようにsambaでマウントする。
/etc/fstabに以下を追加。事前にマウントポイントのディレクトリを作っておく。

//ipaddress/dir /path/mountpointdir cifs username=xxx,password=xxx.,nosuid,uid=xxx,gid=xxx,noexec,nodev,rw,iocharset=utf8,defaults 0 0

sshで作業中に各CPUの負荷状況が見られるようにsysstatを入れる。

# sysstatのインストール
localhost:~ # sudo zypper install sysstat

# mpstatにより各CPUの負荷状態を表示(1秒毎に全てのCPUの負荷を表示)
localhost:~ # mpstat -P ALL 1

とりあえずここまで。

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