実践する株トレードの手法

私のトレードスタイルは、トレンドフォロー型です。ポジションは、取引開始(エントリ)から短い時は数日、長い時でも20営業日(約1か月)程度で終了(エグジット)します。短期から中期くらいのポジション維持です。

終日PCの前に座っていないとできないデイトレードは、サラリーマンの私には無理ですし、そもそも反射神経が必要と聞きますので、若い時にしかできない(長期間は続けられない)と思い、これまで行ったことはありません。

また、企業の業績やニュースなどを調べて銘柄を選定するトレードは、これも、サラリーマンで、かつ家族が居る私には、時間の確保が難しいと感じ、一時期、四季報で業績を調べること等を行っていたこともありましたが、現在は断念し、行っていません。四季報は1年間だけ購読しましたが、今は解約してしまいました。でもとても良い社会勉強になりました。

なので、私は企業の業績は”ほとんど”見ていません。日々の株価とそこから計算される指標を、エントリの主要な判断材料としています。”ほとんど”と書いたのは、唯一コンセンサスだけは気にしているためです。これは、コンセンサス自体が正しいかどうかは別として、これに誘導される形で株価が変わりやすいと思うからです。

私のトレードスタイルはトレンドフォロー型ですので、上昇/下降トレンドのサインを見つける必要があります。私のトレードシステムでは、私が作ったプログラムが、取引時間中に定期的に対象銘柄の株価を収集・解析し、トレンドサインが出ている銘柄を識別し、私に通知します。

また、毎週末には、別のプログラムが、過去の株価データを用いて、トレンドサインを判定する際のパラメータの中から最も成績が良い(利益が多い)組み合わせを選び出す解析を行います。その解析結果を用いて、日々の取引時間中のトレンドサイン判定を行います。

なお、私のサーバは一般的な家庭用PCですので、毎週末の解析は、計算を終えるまでに2日間近く掛かります。土曜日未明に始めて、日曜日の夕方頃まで掛かるので、これ以上パラメータを増やせない事情があります。高性能のワークステーションが欲しい。。。

これらプログラムによる解析結果に基づきトレードを行っていますので、私が判断するのは、プログラムから通知されるトレンドサインと株価チャートを踏まえて、”どの銘柄にエントリするか”と、エントリする場合に”何株買うか又は何株空売りするか”、だけです。エントリ後の損切ラインと利益確定ラインは、事前の解析結果に基づいてエントリの時点で既に決まっていますので、エントリ後は株価の行方を見守るだけです。最終的には完全なシステムトレードにしたいと思っていますが、まだまだ試行錯誤の毎日です。

損切ラインと利益確定ラインはエントリした日の夜から、常にOCO注文を出しています。これはまだ手動発注なので、いずれプログラムが自動でやってくれるようにしたいと思っています。

なお、損切ラインについては、日々の終値がエントリ後の最高値(買エントリの場合)を更新した場合には、その更新幅に基づいて損切ラインも更新しています(トレーリングストップ)。

エントリする時間帯は、14時~15時が大半です。その時間帯に都合が悪い日は、13時台の時もあります。寄付からしばらくは株価が大きく変動するので最近はエントリしません。反対に、寄付付近で、損切や利益確定することが多いです。

私のトレードの対象銘柄は、東証プライム上場企業のうち、時価総額が3000億円以上、一日当たりの出来高が100万株以上、1株価格が4000円程度以下、のものとしています。これは運用資金の状況等に応じて今後変えていく予定です。

現在の私の運用資金は約250万円ですので、1回の取引で取るリスク(損切)は多くても2万円程度となるよう購入株数を調整しています。破産確率は定期的に確認しています。

250万円を元手に、毎月平均5%の利益を安定して出せるようにすることが最終目標です。それが実現できれば、10年で約8億7000万円に増えます。(目標高すぎかな。。。)毎月平均3%でも、15年頑張れば約5億1000万円に増えます。

決算日をまたぐ株保有は気にしていません。

1日当たりの新規エントリ数は、多くても2つ程度にしています。リスクを日にち方向にも平滑化するためです。

エントリ中銘柄の保有数は気にしていません。運用資金で買える最大までエントリ可としています。

売エントリ(空売り)も行いますが、残念ながら今のところ買エントリに比べると圧倒的に成績が悪いです。

エントリ後の追加買い/売りはしません(今のところはその予定)。できるだけ多種類の銘柄を保有することを優先するためです。ナンピンは絶対にしません。全くためらうことなく、確実に損切します。

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